永遠
「つか、何で海!?」
「亮と電話してる間に来てたっ」
「何だよそれ、よくこんな所まで来れるよな。」
「自分でもよく分かんない。もっとゆっくり来ても良かったのに。何でそんなに急いできたの?」
「何でだろうなっ!俺も分かんねえ・・・」
一瞬だけど、この先の事が頭から離れた。
話してると不思議だな。
何もかも忘れてしまう。
今になって思うけど、あたしが何もかもを忘れられたのは
亮と話していたからだと思う。
普通の人と話していても、忘れられなかったと思う。
今のあたしはすれ違う人、皆に『将来』って文字が書かれている様な気がして
落ち着けない。
「・・・・あたしねえっ」
「うん」
「高校には行かないんだっ!」
「・・・・」
「だから、皆に責められている気がして・・・」
「分かる。俺もいかねえから。」
「え!?亮も行かないの?」
「亮と電話してる間に来てたっ」
「何だよそれ、よくこんな所まで来れるよな。」
「自分でもよく分かんない。もっとゆっくり来ても良かったのに。何でそんなに急いできたの?」
「何でだろうなっ!俺も分かんねえ・・・」
一瞬だけど、この先の事が頭から離れた。
話してると不思議だな。
何もかも忘れてしまう。
今になって思うけど、あたしが何もかもを忘れられたのは
亮と話していたからだと思う。
普通の人と話していても、忘れられなかったと思う。
今のあたしはすれ違う人、皆に『将来』って文字が書かれている様な気がして
落ち着けない。
「・・・・あたしねえっ」
「うん」
「高校には行かないんだっ!」
「・・・・」
「だから、皆に責められている気がして・・・」
「分かる。俺もいかねえから。」
「え!?亮も行かないの?」