永遠
「じゃあ、私だけに教えてくれない?高校に行きたくない理由・・」




「・・・」




一瞬、とまどったけど、一応言ってみることにした。
言って損するわけじゃないし。




「そっか・・・。でもね、高校は本当にいっとかないと!後々、絶対に後悔するものよ?」




「でも、あたし・・・」




「香織ちゃん、勉強していくうちに絶対、考えは変わると思うから。


まず勉強していこう?」




流れに流されて、結局勉強をする事になった。
知佳さんに言われたら逆らえないっていうか・・・断り難い。





知佳さんが来てから4時間後・・・時間は7時を過ぎていた。





「じゃあ、これ今日の復習。明日までにやっといてね。


明日は5時に来るから!頑張ってね」





そう言うと知佳さんは部屋を出て行った。
下では母と知佳さんの話し声が聞こえてくる。





・・・あたし、本当に高校行ってしまうのかな。
前は絶対に嫌!って感じだったけど、今は

まあ良いかって感じになってる。





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