永遠
知佳さんが来れない時は姉に教えてもらうときもあった。





11月から、いつの間にか12月になってた。
もうすぐ試験。今まで以上に勉強に励んだ。



一応、今の授業に追いつけた。




――――そして、あたしの疲れもピークに達した時。
勉強中に倒れてしまったようだった。

もっと、勉強したくて、勉強した所を頭に入れたくて・・・
でも、急に体に力が入らなくなって、瞼が重くなって・・・・そこからあたしの記憶は
途切れた。






「・・・・。」




「香織??目が覚めた?」




目の前には、何故か亮。
意味が分からなくて、目を擦って見ても目の前には亮。





「何で亮が居るの!?・・・あたし、何時の間に亮の家に居たの!?」





「違う違う、俺が香織ん家に居るんだって」





「え・・・」




よく辺りを見回すとディズニーのぬいぐるみを沢山置いてある、あたしの部屋だった。
でも、電気はついてなくて、真っ暗。





「俺さ、お前のダチがお前の家に居るの見て、声かけたんだよな。そしたらそいつ


帰ってしばらくお前んちの前居たら香織の母さん出てきて、香織が倒れた事聞いて、


こうなったって訳よ」


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