Love Drop
紫陽花を眺めながら思うの


変われないままでいられないのはわかっているけど、先を歩く君の背中を見るのが怖くて


気づいたときは傷だらけの君がいた


追いかけていたはずの君の背中をいつの間にか追い越していた



忘れかけていた欠片を拾い集めた



君との距離を埋めたくて


同じ視線で見つめていたかった


笑ってほしい。そう願っている


君が捧げたひまわり

きっと空も笑ってくれている



君が泣くと空も泣くよ。だから笑って


ずっと素直になれなかったけれどパンジーの答えはイエスだよ


私が送るのは紫のチューリップ


< 1 / 34 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop