情けない俺


急に二宮君は携帯を取り出し電話をかけ始めた。

しばらく電話して戻ってきた。


「健太、ちょっと迎えに行ってくるわ」

「は?誰?」

「雨」

そう言って部屋を出て言った二宮君。

雨って…
もしかして水島さん?

水島さん…だよね…。



< 39 / 50 >

この作品をシェア

pagetop