LOVEBOIS

「ど…う?」

男が問いかけてくる

「キモい」

下手な奴はもういらない

「へ?」

男の顔はみるみるうちに青くなる

今まで捨てられた男を見たことがあるんだろう

「のいて。」

冷たくいいはなつ

「…うん」

男はあきらめたように、私の上からのいた

「ンじゃ、もうアド消すからぁメルしないでよねぇ」

男は悔しい顔をしながら、ラブホから金を置いて消えてった

次はうまいやつに電話をかける

佐々木 純平

こいつはむっちゃ上手い

でかさがはんぱない

「プルル」

「はい?」

「うち、愛羅だけど、ヤろ」

「いいよ。どこいけばいい?」

「○○前のラブホ」

「OK今からいくから」

「了解」

ブチッ

あたしが誘えば、絶対くる

簡単な男ども

上手いからいいけど

ガチャ

ドアがひらいて、純平がはいってきた

ギシギシ

いきなりベッドにおしたおしてくる純平

服を全部脱がせるなり、あたしの上で腰を振り出す

誰でもそう

わたしに捨てられまいと、必死にヤる

でも下手は下手

どんまい

そういう感じで捨てる

わたしみたいな可愛い人に

見捨てられてかわいそう

そうとしか思わない
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