光のカケラ



―次の日



恋「具合どうだ?」



お兄が部屋に来た。



「大丈夫だよ…あのさ…」



恋「なんだ?」



「…やっぱ何でもないや。
行ってきまーす」



あたしは学校へ行くことにした
何か変わるかもしれない…。



「…あっ、綺ー」



ハルが抱きついてきた。



「昨日ごめんね。」



何も変わらないね…。
あたしが変えてないだけ。
それくらいわかってるよ。



「大丈夫だった?」



「…うんっ!!」



無理に笑顔をつくる。
ごめんね…。




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