光のカケラ



「あんた名前は?」



「益川綺。あんたは?」



「俺先輩なんだけども…まぁいっか。俺は三浦榎久。」



さっき見たからー笑。



「まぢありがとう!!命の恩人先輩」



「何だそれ?」



「んじゃあね、恩人先輩♪」



あたしは教室に走った。



ハルに電話しようとしたら、
電話帳に「三浦榎久」の文字。



「え?なぜに入ってんの?」



独り言多いってよく言われる。


まぁ、お礼にメールでもしとくかな。



さぁて、帰ろ♪



下駄箱にミックスジュースの
箱を飲みながら行くと、恩人先輩がいた。


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