甘い愛の果実★
「番号、「多田さんお待たせいしました。」
「柚愛ちゃん!!」
「お疲れさまです。あちらにどうぞ。」
宮下に助けられた。
髪の毛を掃除する。
さっきのお客さんが戻って来る。
「柚愛ちゃん!!」
「ちょっと失礼しますね~。」
宮下が話をごまかす。
てかこの客キモい……
オタクみたい…
「ねーねー「多田さん終わりましたよ。」
また宮下が話を変える。
何か助けられてるみたいな気が……
いつもはお客さんに荷物を渡したり、上着をかけてあげたりするのがあたしの仕事……
たげど今日は……
「はい、お預かりしてたものです。」
宮下がしてる……
何で?
会計が終わったあと入口まで送る。
「「ありがとうございました。」」
あたしと宮下が頭を下げる。
「今度来たときは柚愛ちゃん指名するね!!」
って行って帰って行くお客さん。
あたしまだ切れないんですけど……