アンの日記、下半身と心と現実
「珍しくどうしたの?しかもこんな時間に、いつもなら寝てるじゃん」
するとYはこう答えた
「だってアンの声聞きたかったから」
こんな臭いセリフに私はヤラれてしまった
今なら生でセックスして中出しを要求されても断れないかもしれない
....いや、それはないか
久しく誰からもそんなセリフを言われてなかったのと、まともに会ったことない勝手に理想化された男からなのとが混ざって
私はその瞬間、彼に少しの恋心を持ってしまった
Yの言葉に照れ隠しを交えて
「バーカ」
なんて言ってしまったが、臭いセリフの高ぶったテンションで本当は
「私も」
なんて言ってみたかったが、正直キャラでないのは自覚していたのでそれは止めた
そして少し話した後「また連絡する」と言われ電話を切った
その二日後、またまた珍しくYから電話がきたのだが
それは先日のモノとあまりにも違い過ぎる内容だった