アンの日記、下半身と心と現実



半年ぶりに会うシンは何一つ変わってなかった


むしろ変わったのは私だ

以前会った時よりも髪は短くなったし、服装も違う


だけどシンは明らかに変わったとわかる私に対し何も言っては来なかった


それは私に興味がないからだろう


わざわざ1時間かけて迎えに来てまで求めているのは私ではなく、私の身体なのだから


別に身体だけでもいい

「好みの男に求められる」
ということに意味があるのだから




車内では「いつ免許を取った」や「もうすぐ何歳になる」なんて互いにどうでもいい話しをしていて

ふとシンが話しを変えた


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