アンの日記、下半身と心と現実
「エッチは上手い?」
「別に普通かな?」
「今日会った男は?」
そう聞かれてシンの中には、私には彼氏ともう一人セフレがいるんだと気付かされた
彼氏と会ってたのに違うと始めに否定したんだから仕方ない
「上手いよ」
「マジか(笑)顔はいいの?」
「別にー」
「良くないのにヤッたのかよ(笑)」
「たまたまそういう空気になっただけだから」
「じゃぁ彼氏は?」
「普通かな」
「せめて彼氏くらい褒めてやれよ(笑)彼氏の何がよかったの?」
「私が何言っても怒らないところかな、けどシンはタイプだよ」
架空のセフレを嘘でかためたからか、彼氏の話しは素直に話せた
「じゃぁシンは彼女いないの?」
「いないよ」
「好きな子は?」
「いる」
「へぇ、どんな子?」
「どんな子かな...アンと同い年だよ」
「そうなんだ、じゃぁその子狙ってんだ」
「相手彼氏いるからそれはないな」
そう言うとシンは苦しそうに無理に笑ったような顔をした