私は嘘で出来ている。
態度が変わらない。


あんな出来事は有本君と新菜にとって、子供が人形遊びをした程度にしか思ってないんだろう。


意識しているのは自分だけ。


そう気付いてから考えるのは止めた。


これ以上思い出したくなかった。


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