はつ恋
「今日は特別林先生が、亜子のそばにいていいと言うから泊まって行くね。」


「うん。」今日はゆっくり眠れそうだ。


私はもう岬の事も許せるし、出来れば岬と仲直りをしたい。


そして、岬の思いが光太に届くとよいなと思う。


みんなが幸せが良いよ。


私だけが佳祐と幸せになんかなれない。


佳祐明日も来てくれるかな?


佳祐の顔が見たい。声がききたいよ。佳祐が好き。


佳祐の事を思いながら、私は深い眠りについた。



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