はつ恋
「亜子疲れてないか?もう横になったほうがいいよ。」

佳祐は私をベットへ寝かした。

私は寂しかった。


佳祐は付き添い用のベットに寝ようとしたので、凄く恥ずかしかったけど、「一緒に寝てほしい。 」とお願いしてみた。


佳祐は驚いた顔をしたが、「いいよ。」と私のベットに入って来た。


「こんなとこ林先生に見つかったら大変だな。」


「うんでもいい。」


佳祐と無言のまま見つめ合う。


私は目を閉じた。


佳祐の唇が私の唇に触れる。


「亜子愛してるよ。」


もう私たち離れる事はないよね。ずっとこのまま二人でいれるよね。佳祐の腕の中私は深い眠りについた。

もう私たちの邪魔をするものはない。


繋いだ手を離す事はないよね。



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