はつ恋
「佳祐わがままばかりいって、ごめんね。私は佳祐とは普通の恋人同士みたいにいたい。」


「亜子の気持ちは分かったよ。」


「学校とか部活で会う時は、先生と生徒どいいの。たけど二人だけの時はうまく言えないけど、デートしたりとかしたい。」


「分かったよ。でも近場ではすぐ分かってしまい無理だな。」


別にどこかへ行かなくても二人でいれば良かった。


長い間佳祐を探し続けて、今現実そばにいても不安が消えない。


佳祐が信じられないとかでなく、ただ単に不安なだけ。

「亜子何を考えている?」


「私はただ佳祐と一緒にいたいだけ。それだけで幸せになれるから。」


「俺も同じ気持ちさ。亜子がいればそれだけでいい。」

二人で見つめ合ってると、看護師が「検温の時間ですよ。」と入って来た。



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