はつ恋
私は準備をして、佳祐の待つ車へと急いだ。


佳祐ジーパン履くんだ。私の服と合ってるのかな?


佳祐がジロジロ見た。「スカート短過ぎだろう!座ったらパンツ見えるし。」


「見えないよ。っうか佳祐教師になってるし。」


「まぁ俺といる時はパンツ見えてもいいけど、他の時ははくな。」


「もう佳祐たら変態。」


私はスカートが気になり、引っ張ってばかりいた。


その後水族館に行ったんだけど、佳祐私の後ろばかりを歩く。


「佳祐手を繋いで歩こう。」と言っても駄目といい、ずっと後ろから歩く。


お昼食べる時も隅のとこに座り、自分の来てたジャケットを脱ぎ、私の膝に掛ける。

もう気にし過ぎだってば。

でもしまいに佳祐の行動がつぼにはまり笑えてきたんだ。


「亜子何笑ってるの?」


「佳祐可愛いなぁって思ってさ。7才も年上とは思えない。」


「こら!」ってぎゅっとされた。


夜の事思うと心臓が飛び出しそうにドキドキした。



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