はつ恋
岬だけには、この事を話て置きたかった。


次の日昼休みに岬を図書室に呼びだした。


光太も一緒に来た。


そうだね。光太にも話さなくちゃだね。


私は昨夜佳祐と話合った事をすべて二人に話た。


光太は心配して、「新井に本当の事話て大丈夫なのか?チクラレでもしたら、大変な事になるぞ。」


「私も新井を信じていいのか心配だな。足立はどう言ってるの?」


「佳祐が真実を話そうと言ったの。嘘はつきたくないから、新井先生を信じてみる。」


正直な所私も怖い。信じてすべて話たら、それをみな学校側に言われたら、私も佳祐もこの学校にはいられない。



又会えなくなるなんて耐えられない。


佳祐はそうなっても、絶対二人は離れる事はないと言った。


もう絶対私を離さない。一人にはしないと抱き締めてくれた。


だから怖くなんかないと思う事にした。



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