はつ恋
「佳祐今日も私の部屋に止まってく?」


「ああそうするかな?うちに帰っても、親父おふくろもいないし。」


「えっ又旅行?」


「北海道行ってるよ。」


「明日から中間テストだったな。亜子帰ったら勉強しないと。」


「大丈夫私数学以外はバッチリだから。」


「じゃ今から数学な! 」


「いえ結構です。」


「駄目だぞ。せっかく彼氏が数学の教師なんだからさ。」


「何それ意味分かんないですけど。」


こういう時は彼氏が教師じゃない方ががいいかも。


佳祐に睨まれた。どうやら今私の思った事が分かってしまったらしい。


「しょうがないだろう。俺は教師なんだから。」


私はそんな佳祐が凄く可愛く思え、佳祐の耳元で「イチャイチヤしながらやろうね。」って言ったんだ。


佳祐が「バカヤロー 。」って真っ赤になってた。



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