はつ恋
時の流れ

それから

あれから、色んな事があった。


体育大会や文化祭修学旅行、光太と岬の距離が少しづつ近付いているように感じていた。


その事は私も佳祐も嬉しかった。


もうすぐクリスマス。佳祐の誕生日でもある。


私は初めてのケーキ作りに挑戦するつもりでいる。


本当は二人で出掛けたかったが、佳祐は家で二人切りでのんびりしたいようだ。

佳祐の誕生日だから、私の我が儘は我慢しなきゃね。

佳祐と二人でいれるなら何処でもいいよ。


佳祐は毎日遅いし、ゆっくり話ている暇もない。


私の彼氏である前に教師だから仕方ないない事。


分かってるけどかなり我慢していた。


私は話たい事も話せないで、一人で耐えていた。



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