はつ恋
すべてがキラキラ輝いて見えた。

みんなが幸せになるといいな。

佳祐と二人で部屋に戻った。


窓から見える夜景が、さっきより輝いて綺麗に見える。


「佳祐ほら見て綺麗だよね。」


「ああ本当に綺麗だ。」


佳祐が後ろから抱き締める。


「佳祐ありがとう。」


「何?」


「佳祐のお嫁さんにしてくれてありがとう。」


佳祐の腕に力が入る。強く強く抱き締められる。


「亜子 。」


佳祐の唇が首筋に、私は思わず声をあげた。


「あぁんっ佳祐駄目 。」


私の体が熱くなる。


佳祐の愛してる。の声にとろけそうになる私。


夜景を見ながら二人で何回もキスをした。


私は忘れない。今日という日を二人でずっと覚えていたい。



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