はつ恋

卒業の時

私のお腹は日に日に出て来た。


佳祐は毎日触って話しかけている。


佳祐の両親もうちの親も、毎日生まれて来る孫の話しばかりしている。


男の子か女の子かまだ分からないのに名前まで考えている。


私は毎日普通に学校へ行っている。


私は細身だら、今までの制服に余裕があったがもうきつくて、母に少し大きい制服を用意してもらった。



仲村先生にもあまり太り過ぎないように言われている。


だから私は体を動かし、今までやっていた事はなんでもこなしている。


佳祐には無理をするな。といつも言われていた。



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