君の隣で。
「あ…いい!!!!歩くから…」

その声は届いてなくて、気がついたらあたしは自転車の後ろに乗っていた。
「大丈夫か…?」
心配してこっちを見る弘之。胸がキュンってする。
「うん。あんがとね。」

聞いて見よう。アレ。
「弘之は、穂菜美のこと、どう思ってる…?」

「ん~。ただの仲良い幼なじみだよ。穂菜美は…な」
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