君の隣で。
だよね…。なんかほっとした。

川の向こう側に沈む夕日が見えた。

「きれい…。」
「ホント、きれいだな。」
「弘之は何でそんなにあたしのこと、心配してくれるの?」
「…。ナイショ♪」
あたしは少しからかってみた。
「あれ~?弘之顔赤いよぅ?」
「バーカ!夕日がきれいだからだよ。」

なんか笑いたくなった。
「あははっ!」
「なに笑ってんだよ!」
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