君の隣で。
少しずつドキドキがおさまってきた。入学式。
出席番号順に名前を呼ばれるため、弘之とはやっぱり隣だった。
「尾山 裕司…」
「はい。」
もう少しで呼ばれる。
「…桜井 愛理!!」
「はい…」
ガクンと頭が揺れたような気がする。
急に頭に激しい痛みが走った。
痛い。痛い。頭が割れそう!!
「痛い…」
「愛理…どした?」
弘之が小声で話しかけてくれた。
「っ…頭が…いた……痛い…。」
「大丈夫か?保健室に行くか?」
今すぐ行きたい。でも最後まで頑張りたい。
出席番号順に名前を呼ばれるため、弘之とはやっぱり隣だった。
「尾山 裕司…」
「はい。」
もう少しで呼ばれる。
「…桜井 愛理!!」
「はい…」
ガクンと頭が揺れたような気がする。
急に頭に激しい痛みが走った。
痛い。痛い。頭が割れそう!!
「痛い…」
「愛理…どした?」
弘之が小声で話しかけてくれた。
「っ…頭が…いた……痛い…。」
「大丈夫か?保健室に行くか?」
今すぐ行きたい。でも最後まで頑張りたい。