ずっと一緒だよ。

3月7日。





ねぇ、結衣。

僕は今日、君に電話をかけるよ。


プルルルル....


『もしもし?』
『結衣・・・僕だよ』
『なんで・・・番号・・・』
『僕は結衣のことなら何でも知ってるよ』
『いやっ!!』


ガチャ

・・・あれ、結衣? どうしたんだい。

そんな悲鳴をあげて。

・・・あぁ、そっか。

僕との初めての電話が、恥ずかしかったんだね。

かわいいね、結衣。

今度は、もっと可愛い声を聞かせてよ。

家まで行くから。





ね、結衣。






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