涙のバレンタイン〜葵side〜





美歌は学校で人気者だった。


美歌のまわりには

いつも友達がたくさんいた。


それで笑顔だった。


友達の中には男子もいた。


ちょっとあれは妬けたな。


でも、友達といるときでも

美歌のそばに俺が寄ると美歌は

飼い主を迎えに来た犬みたいに

かけよってくるんだ。


あれは嬉しかったな。






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