Star Dust ~星のカケラ~
第3章 旅立ち
place de l'ouverture ~始まりの場所~
~太陽の森~
「ここが太陽の森」
熱が下がった2日後。
ルージュを半日ほど走らせると見たこともない樹が生い茂る森に着いた
「ここが?」
この世界で最初にいた場所だが、森の中だったし、すぐに気を失ったため、初めてという感情の方が強い。
「といっても、どこまで続いているかよくわからない」
「は?」
「迷うということはそうないんだが、出口が人や時によって違う。早く出られるときもあるし、2日くらい迷うこともある」
そ、そんな森があるの……
「それにも守護獣の力が働いていると言われている」
「……」
「行くぞ」
レイの掛け声に頷いた。
一緒にいるのはジェシー。王子が知っている人間の方が良いだろうと手配してくれたのだ。
で、やっぱりというべきか、ジェシーさんの馬には羽が生えていた。
「ここが太陽の森」
熱が下がった2日後。
ルージュを半日ほど走らせると見たこともない樹が生い茂る森に着いた
「ここが?」
この世界で最初にいた場所だが、森の中だったし、すぐに気を失ったため、初めてという感情の方が強い。
「といっても、どこまで続いているかよくわからない」
「は?」
「迷うということはそうないんだが、出口が人や時によって違う。早く出られるときもあるし、2日くらい迷うこともある」
そ、そんな森があるの……
「それにも守護獣の力が働いていると言われている」
「……」
「行くぞ」
レイの掛け声に頷いた。
一緒にいるのはジェシー。王子が知っている人間の方が良いだろうと手配してくれたのだ。
で、やっぱりというべきか、ジェシーさんの馬には羽が生えていた。