彼はぺっと
3
――始業式が終わり、教室には私と美那夏を含んでも少なかった。
「あれ、美那夏…それ……」
「なぁに?」
私は美那夏の左手薬指をまじまじと見た。
「あぁ…
沙羅、これ気になるよね(笑)
良平から貰ったのっ!!」
「そっかそっか」
美那夏は幸せそうに笑っていた…
美那夏の頭を優しく撫でると、
美那夏も私の頭を優しく撫でた。
「あれ…美那夏ー
帰るぞー
って沙羅ちゃんと話してた?」
「ほら美那夏、
愛しの良平君が来ましたよ?
行かないの?」
「…ごめんね沙羅」
「いいよいいよ
また明日ねっ!!」
「あれ、美那夏…それ……」
「なぁに?」
私は美那夏の左手薬指をまじまじと見た。
「あぁ…
沙羅、これ気になるよね(笑)
良平から貰ったのっ!!」
「そっかそっか」
美那夏は幸せそうに笑っていた…
美那夏の頭を優しく撫でると、
美那夏も私の頭を優しく撫でた。
「あれ…美那夏ー
帰るぞー
って沙羅ちゃんと話してた?」
「ほら美那夏、
愛しの良平君が来ましたよ?
行かないの?」
「…ごめんね沙羅」
「いいよいいよ
また明日ねっ!!」