彼はぺっと
名前が無い…

「りっ…両親とかは?」

「いない…と思う」

悲しく笑うその顔にときめいてしまう…
ってなに考えてんだ…

「名前か……あっ!!ちょっと待っててね!!」

ドタバタと隣の和室に行って漢和辞典を探す。

「あ…あった!」





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