彼はぺっと
涙が出てきて教室を飛びだした…

「あ、ちょっ!!沙羅!?」

後ろには美那夏の声。

と、
「ざまぁみろ」
沢村さんの声…


非常階段のてっぺんに着く。

「沙羅…?

どこ?」

「美那夏…」

美那夏に頭を撫でられる。

「大丈夫大丈夫。
春樹君はあんな奴のとこ行かないよ…

まじ苺ムカつく…」



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