彼はぺっと
いやいや起きて
沙羅の学校に行く準備をする。
今日はちょっと厚めの上着…
雪やだ…

「沙羅、準備できた?」

「うん!!」

香水をかけて俺の手をとる。

「沙羅の匂い好き…」

「あ、ちょ…」

首筋に鼻をくっつけて約10秒。
沙羅がそろそろ限界かな…

「…真っ赤ー」

「うるさいっ…」

「行こっ」



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