彼はぺっと
4日目の朝
今日は月曜日なため学校だ。
春樹と離れるのはちょっと惜しいかな…うん…

「私、学校だからっ!
行ってくるねー!!


あ…春樹のこと友達に話していいかな?」

雑誌を読んでいた春樹が顔をあげて
「俺のこと?なんて紹介すんの?」

昨日買ったばかりの新しいジーパンと白いピチッとしたシャツを来てる。
春樹は細いからなー…

「おーい沙羅?」

「あ…うん…か…彼氏として……でいいんだよね??」
黙った春樹。
…あれ??
彼氏だと思ってたのは私だけだったのかな…

「…なんで春樹も上着?」

「着いてく…」

…何をおっしゃいますか。あなたは。

「俺が直接その友達に言ってやるよ」

なんじゃそりゃ…

ほら沙羅、早く行かないと遅刻するぞ。なんて反則…


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