彼はぺっと
「ほら」

手を差し出した春樹。
その手を握る私。

美那夏…喜んでくれるかな…?


「沙羅ー!!」
後ろから聞こえた声。
美那夏だ。

「美那夏!!おはよー」
美那夏も彼氏と手を繋いで登校。
美那夏は繋がれた私の手と春樹の手を見てニヤと笑った…

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