彼はぺっと
「沙羅の手冷たい…」

ホントに冷たい…

「あ、ごめん…」

離そうとした手を強く握って阻止。

隣で少し赤くなる沙羅。




学校に着いて

「行ってらっしゃい…」

「うん!!行ってきます」

沙羅の背中を見送り、
踵を返して帰る。




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