彼はぺっと
「ありゃー??
沙羅が先に来るなんて珍しいの〜?
ね、良平(リョウヘイ)?」

「あぁ…沙羅ちゃん待った?
美那夏の準備が遅くてさぁ」

美那夏と良平君の話しを聞いていると、
隣にいる春樹がいきなり手を強く握ってきた。

「春樹…?

……妬いてる?」

「…うっせ」

妬いてる……(笑)
しかも照れてる…!!

美那夏達の話しを聞きながらも繋がれた手を強く握った。


「えーと…
まず自己紹介…って言っても春樹君の為だけどね(笑)」

美那夏が切り出した。



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