彼はぺっと
「あ、
悪い……

えーと…俺は春樹。
とりあえず名前は覚えた」

美那夏と良平君を指差し、名前を言う。

「せいかーい!!」

美那夏が声をあげた。

「美那夏うるせー…
沙羅ちゃんと春樹君困ってんじゃん!!」

「あ、
良平、春樹でいいよ」

おお…
これが男の友情(?)か…

私と美那夏は顔を合わせて吹き出す。

「「2人してなに笑ってんの」」

そして、
男子組も吹き出す。


そんな時間さえも幸せだった…



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