松本さんのハナシ。





「まっつもっさ~ん♪」





そして、いつものように皐月くんが現れました。





「何ですか。」





私はいつものように冷めた目で皐月くんを見ます。





好きだと気付いたからといって、とりまきさん達みたいに甘ったるい声なんて出ませんから。





「ねぇねぇ!!松本サンがね~恋って



「何でもありません!」



「鯉って?まつもっさん鯉飼うの?」





(鯉、じゃなくて恋、です。)





皐月くんって意外に鈍感なんですね…。





というより、西田さんは何故本人に言おうとしたんですか!!!!!???





「貴方に恋しているのですが、どうすれば良いですか?」などと聞けどでも言うんでしょうか…?





< 32 / 51 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop