あなたが探偵?私が助手?
悲しい結末
†††††††††
「やめて……どうして?こないで……」
「由香里……貴女を愛してるのは私だけ……このまま私と一緒にいましょう?」
「ぃゃ……来ないで!私はアナタなんか嫌い!!」
ーずぶり
赤い液体が床を染める。
「どうして…?受け入れない貴女が悪いのよ?由香里……」
「……せぃ……か……ごめ……ね‥」
少女は絶命した。
最期に、
大事な親友の名を呼んで……
ーカツン、
「っ誰…?」
「殺したんだ、コイツ」
「アンタ……美濃薫!?」
「なぁ…この事、隠したいだろ?だったら俺と結婚してくんない?」
「何言ってるのよ…?」
「別に俺を叶家の婿にすればいい。そしたら金が入って、もっともっと研究ができる……」
「ゆする気?」
「断ってもいいけどね。ただそうすれば俺は研究ができるし、アンタは殺人をごまかせる。どうだ……?」