あなたが探偵?私が助手?




夕食時、
私は桐谷さん達3人と席さんと食堂?みたいなとこに行った。



やっぱり、何もかもが豪華。



私は適当に椅子に座った。



「…………」


「所長?」



桐谷さんは少し、怪訝そうな顔をしていた。



どーしたんだろ……



「所長?どうし……」


「ぁら~けっこう豪華な料理ねえ♪♪」



叶さんと一緒に後の2人も来た。



確かに、料理は超→ゴーカ☆”



「コレ、誰がつくったんですか?」


「私です。」



席さんが答える。



「えぇ!?コレ全部!?」


「はい。」



スゴッ!!
だってハンパないょ!!この量!
量以前にこの豪華さ!!



「すご~~…」



私は感嘆の声を漏らす。



「シェフみたい♪♪」



向井さんも、いや、あの桐谷さんですら驚いてる。



まぁ、桐谷さんはそこまで大げさじゃないけど。



「あれ?そーいえばあの“叶”君は?」



伍未ちゃんが言った。伍未ちゃんも、“美濃”だった頃のあの人を知ってるから……



「薫様ならすぐに来るそうです。」



席さんが教えてくれた。



「ねぇ?あの叶って奴、この屋敷の主人の義息子なんでしょう?だったら何か知らない訳?」



雅さんがスープを口につける。



「確かにな、つーか、なんでアイツは呼ばれたんだよ。俺らは探偵だから分かるけど。」



葉山さんがパンを頬張る。



確かに、私達は探偵、伍未ちゃんは司法解剖教授だし、なんとなく分かるけど……あの人は、なんで……?



「それは…」


「叶薫。犯罪心理学者だ。キャリアはあるし、才能は米国でも認められてる。」



席さんが言うまでもなく、桐谷さんが言う。



「所長…なんで知ってるんですか?」


「さっき、ノートパソコンで調べた。」



あぁ、用意周到だこと……



わざわざ持ち込んだのか、








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