あなたが探偵?私が助手?
「俺がアンタみたいなケバい女、相手にすると思うワケ?アンタ超→自意識過剰ー」
ある訳ねーよなー
こんな性悪男。
雅さん黙っちゃったじゃん。
「ぁーぁ、もったいなさすぎ。雅、俺が相手してやろーか?」
からかうように笑いながら言った葉月さん。
ムッとした雅さんはー……
「いらないわよ!アンタみたいな男、こっちからお断りだわ!!」
ヒステリックだゎ~~
「ぁーらら、フラレちゃったぁ♪悲し~い♪」
全・然!!
悲しそーじゃないけど?
そう思ってたら葉月さんが私に近寄ってきた。
んで、
「なんでしょーか、この手は。」
「ん~?俺の手~みたいな??」
“みたいな”じゃなくて確実にそーだし?
私の肩に回された葉月さんの手。
イラ。
「フラレちゃったからさぁ、清香ちゃん…」
「いきなり名前の呼び捨てですか。そんでもってフラレたのを私に振らないでください。」
手を振り払う。
けど
また肩に手を掛けてくる。
ウザ。
「はは♪ドライだなぁ☆しかもうまかったねぇ、今の返し。」
「どーも。つーか離せ……」
「清香ちゃん。慰めてよ。俺をさ♪♪」
……は?
なんだコイツ。
無理だ。
とゆーか所長とか隣にいんだから助けろョ。
しらっとしながら飯食うなーーっっっ!!!!!