噂の彼の甘い罠†アイドルと秘密の同棲
「タツ、ヒドいんだもん…。いただきますって…私の唇は食べ物じゃないんだからぁ~っ!」

「はは…そぉなんだ」

晴弥は、苦笑いして赤ずきんの衣装を床に置いた。

「晴弥もっ。何であんなヘンタイ私のうちに来させたのよぉ…」

「ヘンタイってアイドルに向かって何ちゅう言いぐさ。

いや、ブータンに発情するタツは確かにヘンタイだよな」





晴弥は一人で納得して笑ってる。

…もぉっ。

バカバカバカ。

おバカアイドル!




晴弥は、赤ずきんの衣装を足でつまんで、またゴミ箱に戻してる。

「汚いもの扱うような捨て方…やめて下さいーっ」

「コスプレなぁ~。嫌いじゃないケド」

…はっ?




もしや、晴弥もヘンタイ仲間!?

「オレ、可愛い系より綺麗系がスキだかんな。コスプレすんなら、ピッタリ服とか足元スリット入ったやつとか?

ブータンにもーちょっと色気あればな~。オレも落とせたかもよ」

晴弥は、ありえねーけど!みたいな表情でニヤニヤしてる。


むうっ…

ムカツク~っ!!



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