噂の彼の甘い罠†アイドルと秘密の同棲
「わっ…わたし。まだ、成長期だもん!まだまだ背だって伸びるんだから」

「ほぉ~」

小学校の時から一番前。今だって、一番前。

大きくなる見込みナシ!




む…胸だって、お尻だって、ボン!っていつかなるもん!

自分で言う前に、晴弥の視線が私の胸元をチェックしてる感じ。

「きゃーっ!バカぁ。おバカアイドル!ヘンタイ~っ」

「おもしれぇ、ペタンコが何言っちゃってんの?」

ぺ…ペタンコぉ!?

むかぁ~っ!




晴弥はお腹を抱えて笑い転げてる。

…そこまで笑うっ!?




「晴弥はっ、女の人の体にしか興味がないんでしょ?だから昨日みたいなあんな変なオンナに引っかかるんだ!」

「変って…。オレからしたら、おまえの方が十分変だけどぉ?」

晴弥笑いをこらえつつ、何とか私の言葉に答えてる。

「だって!晴弥がお世話になってる家の子に…全身残念とかっ…マトモな彼女だったら、普通言わないからっ」

自分で言ってて泣けてきた。





絶対…

晴弥の前では泣くもんか。



「だーから、アレはぁ…」

「バカっ!出てってーっ」




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