噂の彼の甘い罠†アイドルと秘密の同棲
「うー。また明日もハンバーグとポテサラか…。飽きるー」


「ハハ。小春は食べ盛りだからなぁ~」


ちょっと、お父さん!ヒロの前でそんな事言わないでよぉ。恥ずかしいぃ。


チラッとヒロを見るも、黙々と食べてるだけ。


う…。喋りたい…、話しかけたい。


これじゃ生殺しだよぉ。






お父さんは、ヒロを見ると…冷蔵庫まで歩いて、ビールを片手に戻って来た。


「晴弥くん、ビールでも飲むか?」


…はい?


お父さん。今の会話に、間違い二つ。


「あ、すんません。じゃあ」


グラスを掲げるヒロとお父さんの間に、慌てて入る。


「ちょっと待ったぁ~っ!!お父さんっ!ヒロは未成年だよっ。ビール勧めないでぇ~っ」



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