噂の彼の甘い罠†アイドルと秘密の同棲
ヒロは部屋に入り、スーツケースを床に置き鍵を開ける。


「お布団は、クローゼットに入ってます。えぇと…お風呂は下です。明日の朝食はぁ…」


「適当にやるし、出てっていーよ。毎日睡眠不足で疲れてんだ」


…はぁい。


ガックリして部屋を出で行こうとすると、ヒロがぷっと笑う。


え…。今、笑った?て事は、笑顔かなっ!


追い出されたのにも関わらず、笑顔のヒロが見たくって、振り返った。


「脚…ヤバいな」


ヤバい?


きゃ。ヤバいって言われちゃったぁ。そーかな。


細いかなぁ。実は、クラスの子に、脚キレイ!って褒められたことあるんだぁ。


「そ…れほどでも」


「あるある。ありえなく短いな」


え。






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