噂の彼の甘い罠†アイドルと秘密の同棲
「きゃーっ、晴弥!どうしたのぉ?手当てしようか」

心配するほど赤く腫れ上がった、晴弥の頬。

心配したいけど、笑いがこみ上げてくる。




「心配するか、笑うかどっちかにしろよ。…ったくあの女、マジでぶったたきやがって」

「何やったの?まさか、下で彼女を襲おうと…した、とか」

ヒロがそんな事するワケないと思う。でも晴弥ならやりかねない。



そしたら晴弥は、頬をさすりながら視線を天井に向ける。

「その逆だっつの。あ~ぁ、オレらしくね~っ」

チッと舌打ちすると、晴弥は自分の部屋に入ってしまった。




逆?

彼女から襲って来たって事?




ん…
よくわかんないな。






< 68 / 180 >

この作品をシェア

pagetop