噂の彼の甘い罠†アイドルと秘密の同棲
「…たまには素直じゃん。じゃあオレも教えてやる。

オレ仕事で高校ほとんど通えてないんだよな。だから学長に無理言って、少しの間いさせてもらえるように頼んだんだ」



え…そうなの?

「じゃあ…私ぐらいの時、ずっと仕事してたんだ」

「ま、そぉなるかな。その頃は今ほど売れてなかったケドな」

晴弥は毎日、たくさんの大人の中で、ずっと働いてきたんだ。







ノラない日も、撮影とあらば笑顔になって、ドラマに歌に雑誌の取材にテレビ番組。

…私にはできないよ。

やっぱり晴弥はすごいのかも知れないね。



「今度ドラマで高校生役やんだけど、イメージ掴みたくってな。ここにしばらく通う事んなったんだ。

事務所の社長がここの学長と知り合いで、口利きしてくれたから」



へぇ…。





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