噂の彼の甘い罠†アイドルと秘密の同棲
照れてると、衝撃の一言が飛んできた。




「物食う時、頬にためながら食うのが、まるでリスなんだと」




…え。





私、そんな食べ方してないよ~!?

お父さんも一緒にハンバーグ食べた日だよね?

晴弥に怒って、ぷうぅって膨れてたのが…そう見えてたって事ぉ?

ぎゃー。さいあく~。

だから小動物みたいって、こないだ言われたんだぁ。






「やっぱりひどい…」

「あと、ちょこまか動くあたりとかなぁ」

「…バカにされてるぅ」

「それと、つぶらなまん丸目がリスみたいで可愛いって。

何か期待して待ってるよーに見えるから、つい意地悪したくなるみたいだよ。…まぁ、わからないでもないかな」

ふぇっ?




タツは私の頭にポンと手を置くと、ニコッとアイドルスマイルで微笑んだ。

「今から打ち合わせがあるんだ。小春ちゃんちまで連れてってくれるかな。

晴弥が帰ってくるまで、オレの相手してよ」


キューン






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