君 の 隣 り
「ラッキー」
テンションはMAXに達した
私の席は窓際の一番後ろだったから
神が降りて来たんだあ~
寝ても何してもほとんどバレな~い
私はおかしいくらい浮かれていた
あんな出来事が起るとは知らずに…
全員が新しい席に着いた
私も天国の様に思えた席に着く
窓からは校庭が見えて
心地のいい風と日光が入ってくる
居眠り確定だな!
すると右の方から声がした
「なあなあ裕那ちゃんやんな?よろしくな」
話かけて来たのは隣りの席になった
神山章平<カミヤマショウヘイ>だった
「うん…よろしく!」
笑顔な神山君に笑顔で返した