私はどっち…








もう。
限界だった。




病院受診こそしなかったが、

完全にノイローゼだった。







何もやる気が起こらず、

ただ、

子供を愛しいというその想いだけが、



私を動かしていた。







無表情な顔面筋を、無理矢理持ち上げた引きつり笑い。



想いだけで立ち上がる、フワッフワの重い身体。








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